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5勝5敗でも十分! |
■本当に5勝5敗で大丈夫!?
5勝5敗でも儲かると書きました。 5勝5敗に深い意味はありません。 相場は上がるか下がるの2つに1つだからです。 ただ、取引は1回毎の勝ち負けではなく、10回勝負した後で利益が出ていれば良いのです。
■具体的な話 その1
それでは、具体的にはどうすればよいかを説明します。 難しいルールがあるわけではありません。 次のルールを絶対に守るだけです。
1.利益確定額を決め、確実に実行する 2.損切り額を決める、確実に実行する 3.取引期間を決める、確実に実行する 4.利益確定額は損切り額より大きくする
簡単そうに見えますが、取引を始めると、色々な感情が加わり、ルールを守れない方が続出します。 バーチャルで儲ける事が出来ても、実際に儲ける事が出来ない多きな要因がここにあります。
■具体的な話 その2
もう少し具体的に話をします。
仮に、利益確定額を取引開始時から5%上がったとき、損切り額を取引開始時から3%下がった時とします。 ルールを確実に実行すれば次のようになります。
5勝×5% - 5敗×3% = 10%
すなわち、10%の利益を確保できるわけです。 5勝5敗としましたが、経験次第では、6勝4敗にも、7勝3敗にも勝率を上げることは可能です。 6勝4敗であれば18%、7勝3敗であれば26%の利回りとなります。
ここでは、利益確定額を取引開始時から5%上がったとき、損切り額を取引開始時から3%下がった時としていますが、 利益確定額および損切り額の値については注意が必要です。 利益確定額および損切り額の値は市場によって値が異なってきます。 変動幅が大きい市場であれば、利益確定額および損切り額の値を大きく取る必要がありますし、 変動が小さい市場であれば、利益確定額および損切り額の値を小さくします。 市場の値動き幅をきっちり把握することを忘れてはいけません。
値動きが鈍い市場は、利益確定額にも損切り額にも達しない場合があり、資金を眠らせることになります。 市場は一箇所だけではありません。もし、資金を眠らせ続ければ、別の市場での取引チャンスを逃すことになりかねません。 そのときのためにも取引期間を決めておく必要があるのです。
外国証拠金取引には、以上の取引を自動的に行ってくれる売買方法が株式と比べ多くありますので、 心理的な要因を排除した機械的な取引も可能となります。
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